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今日のメモ帳

敷金って戻ってくるの?

(読み終えるまで3分です。)
アパートや一軒家を借りる際に必要なお金の中で、
「敷金」という名のお金があります。
敷金とは、大家さんが事前に預かるお金の事です。
借主が部屋を汚したり損傷させたりした
時は、
大家さんは修繕しないと、次に貸せないので、
前もって預かっておくのです。

敷金は担保として預かるお金の為、
家賃滞納もなく、
原状回復した状態で部屋を返せば→全額返金というのが
基本的な考え方です。
(キレイに住んでキレイに返せば
全額返金が基本という事。)

大家さんからすれば、
キレイな部屋を貸したのだから、
キレイな状態で返してくれよと思うのは
当たり前でしょう。
ですから、ちょっとでも多く敷金を返して欲しい!
という方は、
キレイにお部屋を使うという事に加えて、
「原状回復」の意味を把握しておきましょう。
「原状回復」とは、ざっくり言えば、
「借りる前の状態に戻す」という意味です。
借主の故意(ワザと)や過失(うっかりミス)など、
通常の生活をしていては起こりえないような損傷は
借主の負担です。(これは当たり前ですね!)

ここで「原状回復」の本質を勘違いしてはなりません。
どういう事かと言いますと、
人間が普通に生活していれば、
畳やカーペットは擦り減るし、
壁紙も日に当たれば焼けて劣化します。
キッチンも劣化します。
これらの事は「当たり前」です。
これは言い換えれば、
厳密な「原状回復」なんて絶対無理という事です。
絶対無理な事を、
借主さんに負わせられないよね、が法律の趣旨です。
こうした経年変化や、
一般的に当たり前と考えられる損傷は、

家賃に含まれているものと解釈されている為、
敷金から引かれる筋合いは無いのです。
(請求される筋合いも無い。)

(民法 第616条)

(↓下の表はヒマな人だけお読み下さい。)

(↑左半分が大家さん負担、右半分が借主負担)

ちなみに、、
国による「原状回復のガイドライン」によりますと、
壁紙は「6年経過すれば価値が1円」と
規定されています。
つまり、6年以上住んだのに、
退去時に壁紙の貼替え費用を請求されたら
断固拒否しましょう。
価値が1円の物に数万円も払えませんからね。

又、退去時の原状回復の話の際、
大家さんと借主との間に
不動産屋が介入してきたら、
少しばかり気を付けた方が良い
と思います。
なぜなら、不動産屋は「大家さんの味方」だからです。
もし不動産屋からの修繕費用の請求書なら、
本来の大家さんからの請求額に、
2~3万円上乗せされているかも知れません。
(差額は不動産屋が丸儲け)
確かに不動産屋には、お部屋を案内してもらったり、
契約書作成の時は世話になったかも知れませんが、
契約の当事者はあくまで大家さんだけなのです。
こういう交渉事は一人でするよりも、
友人や親族に付き添ってもらっては如何でしょうか。

これらの事から、契約書がどういう内容なのか?
という事がとても重要になってきます。
契約の際は、
●退去時に鍵の入替え費用を請求されないかどうか、
●2年以内に中途解約するなら違約金くれと
請求されないかどうか、
●退去の際に不当に高い掃除費用を
請求されないかどうか、
などなど、、チェックしましょう。
殺菌消毒の費用みたいなのもありますが、
そんな事、絶対してません(笑)
してても、
100均の除菌シートで軽く拭くぐらいです。
こういったお金は、
誰しもが納得いかないお金ではないでしょうか?
契約書を前もってゆっくりチェックする為に、
契約書コピーを貰っても良いかもしれません。

そして、無事契約完了したら、
すぐお部屋の写真を撮って
保存しておくのも良いと思います。
最初からあったキズを
退去時に請求されては堪りません。