今日のメモ帳
墾田永年私財法④
③の続き
墾田永年私財法は、水の利権を巡って、
人間同士の争いにも勝たなければなりません。
力無き者は、水を得る為に雨乞いをするか、
水を汲んで数キロ歩くはめになるのです。
これは現代の国際社会にも通じる事です。
そして、水を汲んでやっとこさ
自分の田んぼに戻ったら、
荒くれ者が「良い田んぼを見つけたゼェ~、
今日からここは俺様の土地だぁ~」と
横取りしているかもしれないのです!
人生を懸けて耕した田んぼを
そう簡単に奪われては
たまったものじゃありません。
そこで、、人々は、
自分の田んぼの警備をする為に、
腕っぷしの良い男達を雇い、
見張りを頼みます。
これが「武士」のはじまりと言われています。
つづく