今日のメモ帳
「芸」という漢字④
③のつづき
奈良時代に存在した漢字「芸(ウン)」は、
石上宅嗣(いそのかみ の やかつぐ)という
公卿が、奈良時代末期に日本で初めての
図書館を作りました。
その図書館の名前、
「芸亭(ウンテイ)」で見る事が出来ます。
この「芸(ウン)」と
戦後に出来た「芸(ゲイ)」が偶然ダブったのです。
というわけで、、、
元祖「芸(ウン)」と「藝=芸(ゲイ)」とは
本来別の漢字です。
現代では元祖「芸(ウン)」は
目にすることはまずありませんが、
「芸(ゲイ)」という漢字はよく目にします。
その時は、元祖「芸(ウン)」という漢字に
思いを馳せてみては如何でしょうか (^_-)